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2010年2月

2010年2月19日 (金)

「ピルクル」が好きすぎて困る


押忍!

今月のテーマは「好きなモノを紹介する」。僕は「ピルクル」が好きだ。あの、乳酸菌飲料の。好きすぎて1日1本ペースで飲んでいる。口に含んだ瞬間に広がる得も言われぬ甘さと酸味。ああ、なぜお前はこんなに美味いのか。味のヒミツを知りたい。そして、まだこの魅力に気づいていない人々に広く啓蒙したい。


Photo

コンビニに陳列された500mlパック

 

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「ピルクル」の総本山を訪れる


降り立ったのは都営新宿線の馬喰横山駅。


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「ばくろよこやま」と読みます


ふだんは用事のない街だが、今日は違う。駅からほど近いビルの一室に、目指す日清ヨーク株式会社のオフィスはあった。


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「ピルクル」の製造販売元である


マーケティング部課長の大木篤史さんが、いろいろと教えてくれるという。

 

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よろしくお願いします


大木さんは、学生時代にコンビニでアルバイトをしていて、そのとき「ピルクル」の美味しさにハマったという。休憩室でしょっちゅう飲んでいたドリンクの製造メーカーに就職するとは、当時はもちろん考えていない。

いい話だ。写真のポーズがかぶったのも共通する「ピルクル愛」のせいだろうか


販売当初の売れ行きは芳しくなかった


「ピルクル」の販売開始は1993年。もともとは、「ごくごく飲める乳酸菌飲料を作りたい」というのが開発のきっかけだった。


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歴代のパッケージデザイン(左から右へ)


ところで、当時の乳酸菌飲料では「飲むヨーグルト」系が主力商品。社内的には「こんな変わった飲み物が本当に売れるのか」という声もあったそうだ。実際、販売直後の売れ行きは芳しくなかった。


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こちらが現行の商品ラインナップ


しかし、商品の魅力はじわじわと消費者に浸透していく。そして、17年後の現在では、1日に10万本、年間で4000万本を売り上げる、会社の看板商品になった


関連商品やグッズも登場


ちなみに、「しょこたん」こと中川翔子やAKB48の渡辺麻友らも熱狂的な「ピルクルファン」として知られている。

「ファンの方から『ライブ用の応援うちわを作りたいからパッケージのデザインデータを送ってほしい』という電話をいただいたことも。丁重にお断りしましたが(笑)」

そして、「こんなのもあるんですよ」と言って大木さんが見せてくれたのが、下のお宝グッズたち。


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2008年に限定販売されたグミとキャンディー


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携帯クリーナー


ちなみに、大木さんが着ているジャンパーは「ピルクル」のロゴ入り。「撮影用に貸してください」と言ってみたが、やんわりと断られました。


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普段着としても着たい一品



いよいよ、「味のヒミツ」に迫ります


さて、本題である。乳酸の働きについては、日清ヨークのHPにこのような図解が載っていた。

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NY1300株(カゼイ菌)が活躍する


しかし、僕が知りたいのは「『ピルクル』は、なぜ美味いのか」ということだ。大木さんは、こう言った。

「原料の段階で加熱処理をすることで、焼き色、香り、コク、深い味わいを出していますローストする時間も微調整が必要な繊細な作業です」

これを「メイラード反応」というそうだ。

「あとは、自社で専門の職人が乳酸菌を育てているというのも珍しいと思います。発酵時間は約100時間。通常よりかなり長いんですが、こうすることでたんぱく質の粒子が細かくなって、美味しいのど越しにつながるんです」


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今年10月竣工予定の新工場


おお。まさか、専門の菌職人がいたとは。

ちなみに、「ピルクル」は埼玉県の羽生工場のみで生産されているが、現在、兵庫県西脇市に新工場を建設中。これまで、西日本はコンビニ限定販売だったが、完成後はスーパーなど販売チャネルも増えるそうだ。


編集部の皆さんに「ピルクル」を勧める


「ピルクル」の歴史と味のヒミツは大体わかった。次のミッションは「啓蒙と布教」である。勇んでニフティのDPZ編集部を訪れた。


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遠巻きに見つめる編集部員たち


集まってくれたのは林さん、安藤さん、石川さん、橋田さん。ちなみに、彼らがいちばん好きな飲み物を聞いてみた。

「やっぱりコーラがいちばん好き」(林)
「沖縄の『げんまいドリンク』をホットでC」(安藤)
「C1000レモン。これだけは大切に飲みます」(石川)
「炭酸飲料。昔あった『シャッセ』とか」(橋田)


橋田さんは会社でもしょっちゅう炭酸飲料を飲んでいるらしく、ふたを開けるときの「プシュッ」という音が定期的に編集部内に響き渡るそうだ。

という余談を挟みつつ、じゃあ、ちょっと飲んでみましょうか。


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こんなふうにゴクゴクと


ちなみに、「ピルクルジャンパー」がどうしてもほしかったので、自作した。


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「これが『ピルクル』か」

 

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「あっ、もうそのぐらいで」


4人の感想をまとめると、こうなった。

「おいしい。『とろとろ桃のフルーニュ』に味が似てますね」(林)
「うん、おいしいです。『ピルクル』ってどういう意味なんですか?」(安藤)
「遠足に凍らせて持っていた『ローリーエース』を思い出しました」(石川)
「私『ピルクル』も好きなんですが、お腹がゆるくなるからたくさんは飲めない」(橋田)

「商品名はイギリスから新大陸アメリカに渡った清教徒たち、『ピルグリム・ファーザーズ』」「僕はぜんぜん平気なんですが、一度に大量の飲むとそうなる場合もあるようです」などと軽やかに解説を加える。


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「強調する部分が『青』」という林さんの発見


「トクホ」の人が気持ちよく反っている


石川さんにさらに味の感想を尋ねると、「トクホのマークの人が気持ちよさそうに体を反ってますね」と、とんちんかんな回答を。


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たしかに気持ちよく反ってるけど、


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そうじゃなくて味を!


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類似商品にもご注意を


かくして、ささやかな啓蒙活動は終わった。反応も上々である。これを機に、何かの拍子に手にとってもらえるとうれしい。


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満足したので帰りまーす


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[まとめ]


というわけで、「ピルクル」の魅力を全力で紹介してみた。いずれにせよ、自分が心から好きなモノを人に勧めるのは楽しい。なお、日清ヨークさんから大サイズの商品画像(下)ももらったので、乳酸菌にまみれたいという方は保存してデスクトップピクチャにしてみてはいかがでしょう。


500_2 

 




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