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2009年8月21日 (金)

プリクラを通じて仲良くなりたい


押忍!

今月のテーマは「自由研究」。いささか唐突だが、若者にとってなくてはならないコミュニケーションツール、プリクラの最新事情を研究したいと思う。友情を確認し、さらに深める魔法の箱だ。僕は10年以上前に1度だけ撮ったことがある。しかし、今は画質も機能もずいぶん進化しているらしい。というわけで、そんなに仲良くない(悪いわけではない)人たちと撮りに行ってみた。果たして、プリクラマジックで絆は生まれるのだろうか。


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まだ仲良しには見えない


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事情通にヒアリング

実践する前に流行りのポーズや心得などを聞いておきたい。『ラブベリー』という女子中学生向けのおしゃれ&流行マガジンがある。つてをたどって、ここのプリクラページ担当者に話を聞くことができた。


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誌面はこんなかんじぃ


応対してくれのは編集部の矢田純子さん。

ーー中学生って月に何回ぐらい撮るんですか?

「平均で約3回ですね。撮るのは友だちと遊びに行った記念、学校行事や部活の引退などイベント時など。大勢の場合はテーマを決めて同じポーズをしたりして、一体感を表現するみたいです」

ーー機能がずいぶん進化しているそうですが。
「有名なのは『デカ目』といわれる目がパッチリ写るもの。最近では、さらにまつ毛が長くなる機種も出てきています。また、これまでシートの形は縦長だけでしたが、昨年秋に正方形のタイプが登場。かわいいし、大人数で撮りやすいということで人気です」

ーー専門用語ってありますか?
「初めて撮る相手とのプリクラは『初プリ』といって重要視されます。あとは、1人で撮るのを『ピンプリ』、実物とかけはなれてかわいく撮れたものを『サギプリ』といったり」

なるほど、世の中にはまだまだ知らない世界がある。ちなみに、月3回ということは10日に1回だ。きみら、意外と撮るね。


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いざ、お台場

着いたのはお台場・ヴィーナスフォート。ここには、都内最大級のプリクラコーナーがあるのだ。


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おなじみ「東京カルチャーカルチャー」のすぐ近く


集まったメンバーは僕のほかにデイリーポータルZ編集部の安藤さん(写真右)と工藤さん(写真左)。お互いイベントや忘年会などで顔を合わせれば親しく話すが、プライベートでの交流はない。プリクラ撮影を通じて、これから本格的に仲良くなろうと思う。

 

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微妙な距離感


フロアに入ると、プリクラコーナーはすぐに見つかった。ゲームセンターの一画に10台以上のマシンが連なっている。


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これが魔法の箱か


筐体を覆うナイロン製のシートには、それぞれの機能や特徴をアピールする文言がきらびやかに踊っていた。


Photo_4
とにかくすごいことになっているということはわかった


なぜか気分が高揚してくる。気を落ちつかせるために、とりあえず安藤さんとメリーゴーランドに乗ってみた。

 

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チョー楽しい


係の男性に「シャッター押していただけませんか?」と聞くと「や、それはちょっと」と言われたので、工藤さんは撮影係だ。それにしても、馬にまたがってぐるぐる回るのは、いつの時代も楽しい。この楽しさをジャンピングボードにして、一気に撮ります。


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撮ります撮ります


まず、最初に入ったのは「ネコとヒョウ」。『ラブベリー』の「好きなプリクラアンケート」で2位にランキングする人気機種だ。下の隙間から足が見えなければ、誰も入っていないということだが、シートをめくる瞬間はどうにも緊張する。


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やってる?


中は真っ白な世界だった。光をまわして美しく撮るためだろう。ちなみに、安藤さんも工藤さんもプリクラ経験はあるものの、撮るのはずいぶん久しぶりだそうだ。


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工藤さんの顔がこわばる


400円を入れて操作開始。画面の指示に従って背景やモードなどを入力していく。すぐにわかったのは、瞬間的にパッパッと選ばないと時間切れになるということ。


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絶対に負けられない戦いがそこにある


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早く早く


全員が不慣れなせいで、我々の希望は半分も聞き入れてもらえなかった。イラッとしたが、 妖艶な終了画面で機嫌を直す30代後半の男たち。

 

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「猫と豹」なんですね


こうしてファーストチャレンジは終了。次に入ったのは「Lumi」。矢田さん情報では今年7月に出たばかりの新機種で、頭からつま先までの全身カットが撮れるのが特徴。「美しさ、神レベル!!」という惹句が期待感をあおる。


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人知を超えたレベル


ひと通り撮り終わったあとで「携帯に送信しますか?」と問われたので、「します」を選択。すると、メールアドレス入力画面が出た。しかし、入力している途中でタイムオーバー。どうやら、送信してくれないようだ。

 

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左上の「0」が残りタイム


気を取り直して、「瞳の魅力」へ。これは「目ヂカラ2倍」を謳っている。僕はふだんから元気溌剌なのに「眠いの?」と聞かれるぐらい目ヂカラが足りないので、パッチリお目目でお願いします。


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いわゆる「デカ目系」


計4機種で撮りまくった結果、わかったことを7箇条にまとめてみた。

1 入力は時間との戦い
2 画面上でおすすめポーズを見せてくれるので、やりやすい
3 
しかし、表情のバリエーションはすぐに尽きる
4 男3人で狭い箱に入っていると妙な気持ちになる
5 恥ずかしいこともプリクラを通じてなら書ける
6 最新プリクラの機能はとんでもないことになっていた
7 とくに「デカ目」はいろんな意味でやばい

 

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思い出を切り分ける


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プリクラ披露


さて、いよいよ撮ったプリクラをご紹介します。ノンストップで参りましょう。


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ハートマーク


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エビっぽい表情作りに成功している工藤さん


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「キモイ」以外の言葉が思いつかなかった


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ふだん絶対にしないポーズもマシンの指示があれば


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メリーゴーランドの思い出を記す余裕も出てきた


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安藤さんが工藤さんにラブアピールをして(マシンの指示で)


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こうなった(マシンの指示で)

 

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また3人で来ようね!


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[まとめ]


結論からいうとかなり親しくなった(気がする)。その要因は、箱の中が狭いため密着感がある、操作方法がよくわからないので一体感が生まれる、成果物がその場で見られて思い出を共有できる、などいろいろある。恋人や友人以外でも、疎遠な親と、そりの合わない上司と、様々なシーンで活用できるのではないか。今さらながらプリクラ、おすすめです。

なお、これらの生プリは明日(8月22日)のデイリーエキスポに持っていくので、「ほしい」という奇特な方、ぜひ持って帰ってください。


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楽しかったね! またね!


取材協力:『ラブベリー』編集部 http://www.lbweb.jp/




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