雑草になりたい
押忍!
今月のテーマは「過去の記事を真似する2」。バックナンバーを見ると、大塚さんの「雑草花見インお台場」、乙幡さんの「東京各所の雑草でコケ玉を」、古賀さんの「雑草を育てています」、そしてつい先日はT・斎藤さんの「ずっと気になってる雑草」などなど、要するにみんな雑草のことばかり考えて生きている。
DPZの「Z」は雑草の「Z」なんじゃないか。そういう僕自身も以前から雑草のことは気になっていた。というわけで、今回は雑草を徹底的に見つめたうえで、最終的には雑草そのものになろうと思う。
もうすぐ行くよ
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まずは名前を知るところから
「雑草という名前の草はない」。植物好きで知られた昭和天皇の言葉だ。おっしゃるとおり。まずは名前を覚えよう。

『身近な野草・雑草』(主婦の友社)
季節ごとの野草や雑草が写真付きで紹介されているコンパクト図鑑を購入した。これさえあれば、ひとつひとつの草に名前を与え、人格ならぬ草格を授けることができる。さっそく街に出ます。
シダ
ニワゼキショウ
カントウタンポポ
ブタクサ
アカカタバミ
ヒメジョオン
すごい。ふだんは一瞥して通りすぎる草たちが、まるで語りかけてくるような錯覚をおぼえる。また、春に可憐な花をつける“雑草”も多いことがわかった。そして、ヒメジョオンにはなぜか輪ゴムが引っかかっている。
観察、そして採取
見つけた草たちは子細に観察したのち、一部を採取させてもらった。その強い生命力で再び繁殖してください。

観察

採取

大局的には“雑草”は存在しないことになっている
ところで、図鑑をもってしても結局名前がわからない草もある。下の2つだ。帰宅後、インターネッツで調べまくっても、やはりわからなかった。
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最後のやつなんかは、小学生時代、学校で飼っていたウサギによく与えたものだが…。何はともあれ、次はいよいよ最終目標の「雑草になる」というステージに進む。
いよいよ雑草になります
まず、目の粗い、こういうの何ていうんだっけ、とにかく帽子を用意する。

公園入り口のポールにセット
次に、採取した草たちを活け花の要領で挿していく。実際、通りがかりのおじさんから「お、活け花かい?」と声をかけられた。元気よく「はい!」と答えた。
色味や形のバランスも重要
奮闘すること30分。ついに、それは完成した。

じゃじゃーん!
これが「雑草なりきり帽子」である。イメージしていたものより、若干被災感が強くなってしまったが、まあいいだろう。ポールからそっと外す。

そーっと
雑草化に成功
「雑草なりきり帽子」をかぶると、おもむろに脇の草むらに移動。メンタル面でも急速に雑草化しつつ、しばし佇んでみた。

緑と茶色、2色のみの雑草世界

コンクリートの灰色世界に溶け込む器用さも
雑草の生命力、対応力はやはりすごい。ちなみに、帽子制作中はすぐ近くで子供がずっと見ていた。彼にとっては、同じ公園内で友達が夢中になっているシャボン玉より、雑草のほうが大いに魅力的だったのだろう。

この直後、お母さんに手を引かれてしぶしぶ帰っていった
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[まとめ]
「雑草なりきり帽子」は憧れの雑草と化すだけでなく、上からマイナスイオンを浴びられるアイテムだった。また、長めの草をワンポイントで垂らせばエクステ感覚も楽しめる。あと、ずっと下を向いて歩いていると、街にはゴミがたくさん落ちているということがわかりました。
やっぱりネコも雑草が好き

